こんにちは、ひなたです。
夏の感染症として非常に有名なものに手足口病がありますね。
その名のとおり、手や足、口内に発疹ができる病気です。この発疹が水疱になり、子どもも痒くて引っ掻いてしまい悪化して治る気配がしない…。
あるあるですね~。
というか、私の息子がまさにこの状態になりまして。
いや~、あの時は焦りました、本当に。
なので、私の体験談を踏まえて、手足口病の水疱が広がってしまった時の対処法や生活で気をつけることなどをお伝えします。
手足口病の発疹や水疱をかいて化膿してしまったら?
手足口病に感染すると、手のひらや足の裏、指などに発疹や水疱が現れます。
手足の発疹は痛みや痒みを伴わないことが多いそうなのですが、人によっては痒みを感じる場合もあります。
また、痒くなくても子どもは気になってしまい、特に水疱になると触ってしまったりかきむしってしまったりします。
そして化膿してしまうケースも珍しくなく、痛々しい状態になることも…。
発疹や水疱を早く治すには、触らないようにするのが一番です。
そのため、包帯を巻いたり手袋をしたり、かゆそうであれば軽く冷やすことも効果的です。
ただし、水疱が広範囲に広がってしまった場合は、包帯で多いすぎるのも蒸れたり、汗をかいて衛生的によくありません。
その場合は覆わず、乾燥させるように心がけましょう。
水疱は、破れると中の汁から他の人に感染することがあります。
大人にも感染するので、処置をした後はしっかり手洗いをすることが大切です。
手足口病の発疹や水疱があるときにお風呂は入れる?
子どもが手足口病になった際に、お風呂に入れて良いかどうか悩む方が非常に多いです。
実際私も悩みました。夏だし汗もかくし、できれば入浴させてさっぱりさせてあげたいですよね。
手足口病になったらお風呂には入れない?
手足口病に感染している子どもはお風呂に入れないのかというと、そんなことはありません。
入浴そのものが手足口病を悪化させることはないからです。
高熱が出ていたり、下痢をしている訳でなければ、普通の風邪などと同じように入浴して大丈夫です。
ただし、かゆみを発症させない、また悪化させないために、入浴方法には注意しましょう。
まずはぬるめのお湯でシャワーからはじめ、浴槽には入らないようにするのが良いです。
シャワーの際は石鹸は使用せず、流すだけで十分です。
タオルで拭き取る時は、こすらず抑えるようにして、タオルは毎日洗いましょう。
お風呂を介して手足口病が家族に感染するのか?
そこで心配になるのが家族への感染ですが、ズバリ、手足口病はお風呂で感染しやすいと言えます。
唾液や鼻水、水疱の中の汁にもウイルスがいるため、そのウイルスが目や鼻、口などの粘膜から侵入することにより感染を引き起こします。
もちろん、お風呂以外の日常生活でも感染のリスクはありますが、お風呂では同じ桶をつかったり同じお湯に入ったりすることにより、ウイルスを含んだ水が粘膜に入りやすい状況を作ってしまいます。
家族に感染させない入浴の方法
そこで、感染を防ぐ入浴方法です。手足口病に感染している子どもは家族で一番最後に入浴するようにしましょう。
そしてバスタオルは共用せず、各自のものを使うようにすることが大切です。
バスタオルには感染した子どものウイルスを含んだ唾液や汗、更には水疱の中の汁などが付着しているため、使用後は洗濯をしましょう。
手足口病の発疹や水疱が広がってしまったら何科に行く?
手足口病の特効薬はないため、手足口病と診断されても特に投薬はありません。
しかし、水疱が広がってしまい子どももかきむしってしまうようだったら、小児科にまず相談に行くことをお勧めします。
手足口病の感染者の90%は5歳以下の子どもというデータがあります。
そのため小児科医の方が手足口病の症例をよく知っていると思われます。
小児科でも皮膚に塗る薬が必要であれば出してもらえますし、特に小さな乳幼児の場合はまず小児科に相談するのが良いと思います。
また、手足口病の症状である喉の水疱による痛みなどがなくなった後でも、体の水疱をかき壊してしまい化膿してしまった場合は、細菌感染が起きていることも考えられます。
程度によっては抗生剤の塗り薬などが必要になるため、身体の水疱が残っていたり状態がなかなか良くならない場合は、皮膚科への受診も検討するのが良いようです。
まとめ
子どもが手足口病に感染してしまうと、痛々しい状態になり親も心配ですよね。触らない、引っ掻かない我慢をすることが難しいので、水疱が破れて広がってしまうこともしばしば。
私の息子も、一時はもう治らないか、身体中痕だらけになってしまうんじゃないかと思いましたが、子どもの新陳代謝は活発なので肌の治りも早く、今ではツルッと綺麗になりました。
傷が広がったり化膿してしまうと、余計に痛い、痒い、そして触る…の悪循環に陥ります。(体験談)
なるべく早く治すためにも、その子の症状に合った対処法を見つけるため、小児科や皮膚科への受診を定期的に行いながら対応していきましょう。