こんにちは、ひなたです。
私は息子が産まれた時、母乳で育てていました。
そうして、世の中の一定数のママたちがぶち当たる大きな悩み…そう、
断乳
にぶち当たりました。
それも、2歳をすぎてから。
今、息子は3歳をすぎていますが、もう授乳はしていません。
振り返ると、すっげ〜悩んでたな〜あはは。って感じなんですが、当時は本当に本当に悩んでいたし大変でした。
なので、私の経験が誰かの参考になればと思い、ここで紹介します。
2歳以降の断乳を成功させたこんな方法
私の息子は2歳3ヶ月まで授乳していました。
当時、保育園には通っていました。
断乳するギリギリの時(2歳3ヶ月の時ですね)ですら、相当ヘビーに飲んでいたんです。
- 朝起きてまず飲む
- 帰ってきてからすぐ飲む
- ご飯食べ終わったら飲む
- 寝る前に飲む
- 夜中も2~3回起きて飲む
しかも休日はこれに加えて、日中の授乳も3~4回ありましたからね。
私も普通に母乳が出ていました。
断乳の日を家族で決める
まず、息子の断乳の日をゴールデンウィークに設定しました。
私も旦那も仕事をしていたので、長期休暇が年末年始かGWしかなかったためです。
しかも年末年始の時はなんか断乳しそびれたので、GWしかない!これを逃したら次の年末年始まで続くんだぞ…!と自分に言い聞かせて、家族でその日に決めました。
なぜ長期休暇を選んだかというと。
当時夜泣きで起こされたときに添い乳で寝かせていましたが、断乳したらそれができない!
となると夜中に一緒に起きて相手をしなければならず、仕事に支障が出る、若しくは自分の体力が持たない、と思ったからです。
そして断乳はママと子どもだけでやるものではなく、パパの協力も必要です。
よって、家族でできる長期連休にしました。
私が行ったのは「言い聞かせ卒乳」というもの。
「言い聞かせ断乳」ともいうみたいです。
言い聞かせ卒乳を成功させるための詳しいコツのお話はこちら。
息子断乳成功までの2ヶ月間
■まず断乳の日を決める
私たちの場合は4/29のGW初日でした。
実は5月の頭は仕事があったので飛び石連休でしたが、息子も保育園に行って私と離れる時間が少しだけあれば気が紛れるかなと思ったので決行しました。
■断乳日の2ヶ月くらい前に、カレンダーを書く
そのカレンダーを子どもも一緒に見えるところに貼り、断乳日に印をつけます。
このときの印は、お花とかアンパンマンが分かりやすくて良いみたいです。
うちはアンパンマンにしました。
■断乳日の2ヶ月くらい前から1日1回言い聞かせる
「この日がおっぱいとバイバイの日だよ~」「おっぱいはこの日に、アンパンマン(若しくはお花などの印のもの)になるんだよ~」といった具合に。
一日に何度も言うとストレスになるという情報を知り、一応1日1回にしてました。
ただしテキトーな時ではなく、ちゃんと話を聞くように落ち着かせて、ちゃんと向き合って目を見て伝えました。
そしてたま~に、パパにも協力してもらいます。
「○○、おっぱいとバイバイするのか!?かっこいいなぁ~!」といった具合にです。
息子も調子が良いときは、「うん!」なんて返事したりしてました。
■断乳日までは回数を減らすこともなく、普通に飲ませる
あまり欲しがらない日があれば、それはそれで良いとのことでした。
こっちからサービスはしないということだけ徹底しました。
寝る前とか、さりげな~くそのまま寝かせようとしたりもしましたが、やっぱりだめで全然寝られなくて…。
そのまま付き合っていると2歳児なのに24時すぎちゃったりするので、それはよくないと思い結局いつも添い乳で寝かせていました。
添い乳以外で寝かせた日はありませんでした。
■断乳前日
この日は特にしっかり飲ませてあげます。
本当に断乳なんてできるかな~、不安だな~なんて思いながらも、いや!やるんだ!と自分に渇を入れながら。
■断乳当日の朝
この日は、一緒にカレンダーを見て「今日でおっぱいはおしまいだよ」と二人で印の確認をし、最後の授乳をしました。
そしてここで、私は大失敗をします。
寝起きの授乳のあと、2時間くらいしておっぱいをねだってきたので、これが最後だ!と思った私は、息子に「これが最後だよ」「そしたらおっぱいはアンパンマンになるからね」と伝えました。
息子も頷いていました。
そして授乳後、私はトイレに隠れて大判のアンパンマン絆創膏を胸に貼り、そのまま終わろうとしていたのですが…。
昼食のあたりで、息子が普通に「ぱいぱい!」と寄ってきました。
なので私が服をめくってアンパンマンの絆創膏を見せると、笑ってアンパンマンだ!と言っていました。
最後の授乳後に子どもが授乳をねだったとき、印のついたおっぱいを見て子どもから笑顔が出れば断乳成功という情報のもとでやっていました。
カレンダーの印と同じだ!と気付いた子どもは、そこで今までのことがつながり、理解すると。自分はもうおっぱいが飲めないんだと。
なので、成功だと思っていたのですが…。
しばらくすると、メソメソ泣き出し、私の胸の絆創膏を無理やり剥がそうとしてきました。
私も、「もうバイバイしたよね!?」と強めに出たのですが、大泣き。
やってしまった~、どうしよう。と焦る私。
そしたらなんと、パパが助け船を出してくれたんです。
「○○、もしかしてまだバイバイじゃないと思ってたのか?だったら、今飲んで、それで最後にしよう。できるな?」と。
泣きながらもうん、うん、と大きく頷く息子に、理解はしているんだな、でも受け入れられなくて、我慢して、子どもなりに頑張っているんだなって思って、私も泣きそうになりました。
それから、本当に最後の授乳をしました。
さらに、もう後戻りできないように、絆創膏ではなく油性ペンでアンパンマンを描きました…。ふたつ。。
それからの息子は、胸のアンパンマンを見るなり大笑いで逃げていき、でもまた見に来る…。というのを繰り返し、そのまま授乳をすることはありませんでした。
無事に断乳成功です。
■その後
ちなみに一応、アンパンマンは一週間残していました。
油性ペンなのに結構落ちるので、日々描き足しながら、あ〜これ色素沈着で消えなくなったらマジで笑い話だな…。なんて思いながら。。(消えましたけどねw)
ただ、このあとの寝かしつけはまた色々と苦労がありましたけど…。笑
2歳以降の断乳を無理なく進めるために
2歳をすぎると、喋れる子も多くなってきます。
もちろん、親の言っている事がある程度理解もできるようになってきます。
なので、子どもだからまだわからないだろう、ではなく、しっかり断乳をすると言うことを伝えてあげる事が大切です。
いきなり思い付きで断乳しちゃった!っていう話を聞いたこともありますが、子どもとしてはやっぱりそんなことをされたら寂しいです。
断乳ができないのは親の甘え、という意見も聞きますが、私のような2歳すぎまで授乳をしている親としては、子どものためを思って続けている部分もあります。
だから断乳したあとに、情緒不安定にならないかな…?とか心配もしちゃうわけです。
子どもにも性格がありますし、さっさと自分から卒乳する子もいれば、なかなか次に踏み出せなかったり、ママが大好きだったりして、授乳が続く子もいます。
だから、それはそれでいいと思うのです。
授乳を何歳まで続けていたら変だとか、やめなきゃいけないだとか、そんなのを気にする必要はありません。
私も保育園の先生に、「まだ授乳続けてるの!?今すぐやめなさい!」とか言われたこともあります。
そういう時は、は〜い頑張りま〜す!って言っておいて、そのままスルーで良いんです。
それでも、ママが断乳しようと決めたなら。
その時は気持ちを固めて、しっかり断乳に向けて子どもと進んでいけばいいんです。
子どもにとって母は偉大です。
母親が、どーんと構えて「かあちゃんがこう言ってるんだからこれでいいんだよっ!」って言えば、子どもは信じてついてきます。
それが子どもにとっても安心であり、断乳という成長の節目を自ら迎えられるきっかけにもなるからです。
ママが「断乳したいな…でもできるかな…やっぱりやめようかな…」とかそんなんじゃ、子どもも安心してついて来れません。
まずママであるあなたが自信を持って、前を歩いてあげれば、子どもはあなたを信じて一緒に歩いてきますから。
子どもは2歳も過ぎれば、本当にこの辺をよく理解していると思いますよ。
言葉でのコミュニケーションとともに、いつでもブレない芯を持ったママを見せてあげてくださいね。
まとめ
断乳って本当に一大イベントですよね。
私としては出産より大変だったような。笑
いや本当に!!
でも、そんな悩みもいつかは笑い話に変わります。絶対。
授乳している期間なんて人生の中で数年です。
長く授乳している人は、それだけ幸せな時間を長く過ごせているんですよ。
自分の育児のやり方に、自信を持ってくださいね。
そして、これから断乳をしようとしている方は、頑張りましょう!
応援しています♪