こんにちは、ひなたです。
断乳、卒乳で悩むママたちに最近浸透してきているのが「言い聞かせ卒乳」。
私もこの方法で卒乳させました。
とは言っても、簡単なことではなく、当時はかなり悩み時間をかけて準備し、それはそれは出産より大変だったと思います。いろんな意味で。
そこで、私が言い聞かせ卒乳をするために行ったちょっとしたコツをご紹介します。
言い聞かせ卒乳を無事に成功させるコツ
私は息子が2歳3ヶ月の時に言い聞かせ卒乳をしました。
とは言っても、卒乳(断乳)日をGWに設定したために2歳3ヶ月という月齢だっただけで、もっとGWが後だったら息子はまだ授乳を続けていたと思います。
言い聞かせ卒乳を行うにあたって、大切なことがいくつかあります。
1.子どもの卒乳の条件が揃っている
赤ちゃんが母乳以外の離乳食や補色で十分に栄養が摂れている、そして白湯や麦茶など母乳以外から水分補給ができるようになっていることが前提です。
- コップやマグで飲み物が飲める
- 歩ける
- 歯が生え揃ってきた
- 大人の言うことがある程度理解できている
上記のポイントも満たしているようであれば、一般的には断乳を開始しても子どもの心や身体に負担がかからなくなることが多いそうです。
2.しっかり言い聞かせの期間をとる
言い聞かせ卒乳の失敗の多くは、上記の卒乳条件を満たしていないうちに断乳を開始してしまった場合か、若しくは言い聞かせの期間が短すぎた場合です。
その子によって心の準備ができる期間はそれぞれ。なので、ママが2週間くらいで大丈夫だろうと思っても、足りない場合もあります。
やはり1ヶ月かそれ以上、焦らずじっくり言い聞かせる期間を作ることが成功の秘訣かと思います。
まあ、1ヶ月以上も毎日「もうすぐおっぱいはバイバイだよ」っていうのを繰り返し伝えるのは根気がいりますし大変なんですけど、その分ママである私たちも覚悟ができるので、私は良いことだと思っています。
3.ママが覚悟を決める
これ、結構あると思うのですが、断乳するぞ!と決めても、やっぱり寂しくなって悩んでしまったり、言い聞かせをしていたのに途中でやめてしまったり…。
そうすると逆に子どもが不安になったり、余計に執着心が強くなって断乳しにくくなってしまうので、ママは断乳を決めたらもう自信をもって進みましょう!
ママが揺るぎない自信で子どもを先導すれば、子どもは安心してついてきます。
痛いの痛いの飛んでけ~と同じですね。
ママが言ってるから大丈夫なんだっ!って子どもは思います。
4.家族の協力もあると助かる
私がGWを断乳weekにしたのは、旦那やおじいちゃんおばあちゃんにも協力してもらうためです。
もちろん、旦那さんの仕事が激務だったり、出張がよくあるとか、単身赴任とか…。
色々な理由で旦那さんの協力を得られないこともあるかと思うので、この限りではありません。
実家も遠かったり、両親が介護などでそれどころではない場合もあります。
なので、もし家族に協力してもらえるのであれば…ですが、家族の協力はあれば自分が助かります。
例えば私は、パパには息子を男目線でおだててもらったり、褒めてもらったり。
断乳日からしばらくは、息子のお風呂係はパパにやってもらったり。
おじいちゃんおばあちゃんには、断乳中に気を紛らわせるために遊んでもらったり、相手をしてもらいました。
やることが無い、もしくは普段と同じだと、手持ちぶさたになり「おっぱい…。」ということになりかねません。
それを忘れられるくらい遊んであげることで気が紛れますし、実家などいつもとちょっと違うけど行き慣れたところに行けば、子どもとしても程よい気分転換になります。
5.泣くのは当たり前と思う
どんなに準備をしても、言い聞かせをしても、全く涙なしに終わるかというとそうではありません。
ギャン泣きもあれば、すごい同情を誘うようなシクシク静かに泣くこともあります。
それはそうですよね。
大好きなママのおっぱいをもう飲めないんですから。寂しくもなります。
でも子どものその涙は、分かっていて、頑張っているんだけど、でも出てきちゃう涙なんです。
だから、そこでやっぱり可哀想だった…!と思って授乳再開なんてせずに、泣いて良いんだよと優しく抱きしめてあげてください。
そしてとにかく褒めて認めてあげてください。
言い聞かせ卒乳中にアクシデントが発生したら
準備もしてきた!言い聞かせもしてきた!さあ断乳だっ!!
と威勢良く断乳を始めたところでアクシデント発生!?なんてこともあります。
- 断乳した途端、子どもが体調を崩した
- 断乳したら子どもが情緒不安定になった
- 攻撃的になった
- お気に入りのキャラクターを断乳の印にしたのに、見た途端号泣する
- 印の描かれたおっぱいを見ても、そのまま飲み始める
子どもの体調不良は、数日様子を見ながらやっていきましょう。
でも、子どもが体調を崩すと、面倒を見るママとしても授乳なしってキツイですよね。
そういう時は、すぱっと諦めて断乳は次の機会にしてもいいと思います。
また、情緒不安定、攻撃的になってしまったという場合は、その子にとってまだ断乳の準備ができていなかったということが挙げられます。
特に保育園に預けている子どもの場合、ママと触れ合える時間が少ない分、授乳が精神安定剤になっているということは多々あります。
それを子どもが心の準備ができていないのに奪われた!となると、いつまでもぐずぐず泣くようになったり、物を投げる、自分の頭を壁などに打ち付ける、果てはお友達を引っ掻いたり噛み付いたり、おもちゃで叩いたりと問題行動につながることもあります。
それはその子にとってまだ断乳の時期ではなかったということ。
ママも断乳のために必死ですが、子どもも同じかそれ以上に必死です。
あとは、印の描かれたおっぱいを見ても反応なし、そのまま飲んでしまった。
という場合ですが、これはまだその子にとって断乳の時期ではなかったのでしょう。
アンパンマン?だからなに?みたいな感じになっているのかもしれません。
そこで、もうアンパンマンになっちゃったからおっぱいじゃないね。と言って納得してくれれば良いですが、難しいようだったら一旦諦めて、しばらく期間をあけて再挑戦してもよいと思います。
まとめ
断乳、卒乳のドラマは人それぞれ。
泣いても笑っても、子どもはいつかは卒乳します。
あんなに悩んでいたけれど、ちゃんと卒乳してお兄ちゃん、お姉ちゃんになったねって笑えるときは絶対に来ます。
だから、急がず焦らず、自分たちのペースで卒乳に向かえれば、それで良いのです。
あなたとあなたのお子さんの卒乳を応援しています。頑張れ〜!!