こんにちは、ひなたです。
天気の良い日に親子で一日中めいっぱい遊んで帰って来たら、子供が「痛い…」と。
怪我でもしたのかと思って見ると、なんか頭皮が真っ赤!?日焼け!?
あるあるですね〜。
最近は子供の日焼け予防グッズも増えてきたので日焼けに注意をしているママは多いかと思いますが、頭の日焼けまで気にしている方はどのくらいいるでしょうか。
顔や体はしっかり日焼け止めなど対策をしていても、頭って帽子くらい…?
でも子供って帽子が邪魔になって脱いじゃったりして、気がつくとかんかん照りの中で無防備な状態でいることって本当によくあります。
子供が頭皮の日焼けをした場合はどんな症状が出るのでしょうか。
また、日焼け後にやっておくべきケア方法についても見ていきましょう。
子供が頭皮を日焼けして真っ赤に!?
日焼けをすると肌が赤くなったり、ヒリヒリと痛みを感じたりします。
それは頭でも同じ事。
しかも子供の頭は大人より髪の毛が少ないため、地肌が日焼けしやすいのです。
子供が頭皮の痛みや痒みを訴え、初めて頭皮の日焼けに気づくということも多く、予防してもしきれない事もあります。
頭皮の日焼けで起こる主な症状は以下の通りです。
- 頭皮が赤くなる
- かゆみ、痛みを感じる
- ひどいと水ぶくれのようになったり汁がでてきたりする
- 日焼け後に皮がむけてフケのように…
かゆいのはすでに日焼け
体でも同じですが、軽い日焼けだとなんか痒いな〜くらいで済む事ありますよね。
頭も日焼けの度合いによってはかゆみ程度だったり、痛みを伴う事があります。
人間は痛みを感じる時に、その痛みが小さな場合はかゆみとして認識するそうです。
痛くなるということは、それだけ炎症が強いという事になります。
ただし注意したいのは、子供は「かゆいな〜」程度でもボリボリ引っ搔きますよね。
頭皮の日焼けはちょっと痒い程度でも、その引っ搔きによって症状を悪化させる事が大いにあります。
そのため、子供が帰って来てから頭をボリボリ掻いている場合は要注意です。
皮がむけてくる頃も注意
日焼けの後しばらくすると、皮膚がむけてきますよね。
子供の頃は腕とか気になっちゃって、自分ですごいむいてました。みんなそうですよねw
で、これって体や顔でも気になるんですが、頭だとフケみたいになっちゃうんですよね。
髪の毛が黒だから余計目立つっていう…。
そしてこの症状も、子供の場合は注意が必要です。
皮がむけてくる頃って、痒いんですよねすごく。
だから子供は容赦なく搔きむしります。
その結果、頭皮を傷つけてしまい日焼けよりもひどい傷になってしまうこともあります。
子供の頭の日焼けに対するやっておくべきケア方法
日焼けをしてしまったらもうしょうがないので、適切なケアで今後のトラブルを減らしましょう。
まずは日焼けの大前提、患部を冷やします。
頭なのでシャワーで水を流すか、濡らしたタオル、もしくは保冷剤やアイスノンなどで冷やします。
次に、症状別ケア方法です。
かゆいだけ、もしくは痛みが少しだけ
痒みがあるだけ、もしくは痛みも少しという場合は、しっかりと保湿をする事が大切です。
普段子供用に使っている化粧水などがあればそれで良いので、頭皮にもつけましょう。炎症作用のある軟膏があれば塗っておくとより安心です。
または、よく子供の日焼け後に使われるカーマインローションも良いです。
私は子供の頃から日焼けと言ったらカーマインローションでした。なんかそういう世代!?笑
ただカーマインローションってつけすぎると白くなるんですよね〜。
日焼け後のケアにクールジェルもあります。
うちは毎年、家族みんなでこれを使っています。
ただ、普段そういった化粧水や保湿剤を使わないという子には、安易に使用しない方が良い場合もあります。
肌にダメージがあるのに、普段やらないことをしてしまうと、肌によりダメージを与えてしまう恐れがありますからね。
そういったときの保湿にはワセリンが有効!
ワセリンは体にも顔にも使えるので変に刺激もなく安心です。
乳幼児には、不純物がより少ないサンホワイトがいいですね。
すごく痛がる・汁が出ている
子供がすごく痛がっていたり赤みがひどい、汁が出ている、水ぶくれのような状態、の場合の自己判断は危険です。
皮膚科か小児科を受診しましょう。
私は子供が2歳までは、基本的にまず小児科に行っていました。
子供だからこその対処法や症状の経過もあるとのことですし、小児科でも診てもらえます。
ただ、夏は夏で手足口病やヘルパンギーナなどの感染症があり、それに感染するのを懸念するようであれば皮膚科の方が良いと思います。
子供の頭の日焼け後にシャンプーってできる?
子供がさほど痛がっていない場合、シャンプーはどうしようか悩みますよね。
できれば当日は流すだけにして、シャンプーは使わない方が良いです。
また、翌日以降もしばらくは下記の点に注意して洗髪をしましょう。
ゴシゴシこすらない
日焼けした皮膚は弱っています。
体は目に見えて赤くなっていたりするので優しく触れますが、頭皮って見えないから結構ゴシゴシしちゃうんですよね。
でもそれが頭皮に傷を作ったり、炎症を悪化させる原因になりますのでやめましょう。
シャンプーは先に泡立てる
シャンプーを髪の毛につけてから泡立てようとすると、ゴシゴシとこすることに繋がります。
なので先にネットや手で泡立ててから乗せるように使いましょう。
シャンプーも、できれば刺激の弱いものに替えてあげたいところです。
日焼け後は最低でも1週間は低刺激のシャンプーを使えると良いですね。
赤ちゃん用のシャンプーがまだ余っていれば、それもアリかと思います。
すすぎはぬるま湯で
体でも同じ事ですが、日焼けの時の熱いお湯ってしみたり痛かったりしますよね。
なのでぬるま湯で優しく洗い流しましょう。
乾かす際はドライヤーの冷風で
髪の毛を乾かす際、温風を当てると痛むかもしれません。
それに頭皮は日焼けで火傷の状態になっているので、冷風でクールダウンしながら乾かす事が大事です。
ちなみに、自然乾燥は頭皮に雑菌が繁殖する恐れがあるので、好ましくありません。
まとめ
子供の日焼けって状態によっては痛々しくてかわいそうになる事もありますよね。
もちろんそうならないために予防する事も大切ですが、いざ日焼けをしてしまったときに親である私たちが対処できることもとても大切です。
日焼けに怯えず、その後の適切な処置を知る事で、紫外線が強くなるこれからの季節も楽しんで過ごす事ができるようになると思います。