こんにちは。ひなたです。
前回に続き、雨で濡れた靴の乾かし方、革靴編です。
雨の日も、会社勤めのオジさまはスーツに革靴という人が多いですよね。
結婚式に出席したその日があいにくの雨、ということも…。
あるあるですね~。
どんなに気を付けて歩いても、雨だと水は跳ねるし、革靴って変に濡れるとシミになったりするんですよね。
サラリーマンの旦那サマをお持ちの奥様方も、旦那にはボロボロの靴を履いて会社に行くのはやめて欲しいですしね。
ということで、梅雨時期にサラリーマンを悩ます革靴の正しい乾かし方とお手入れ方法をお伝えします。
雨に濡れた革靴の乾かし方はこれが正解!
水を吸い込んだ革靴は、放っておくとその部分がシミになったりカビが生えたりします。
また水分が乾いた時に、革が収縮して型崩れがおこります。
なのでまずは、水分を拭き取りましょう。
外側だけでなく染み込んだ内側の水分も綺麗に拭き取ります。
中敷きが取れる場合は取っておきましょう。
よく聞く「新聞紙を入れる」方法ですが、湿った新聞紙を何度も取り替える必要があるため、あまりおすすめはできません。
何も入れない方が早く乾きます。
ですが型崩れを防止するために、シューキーパーがあれば入れておきたいですね。
革靴は表面だけでなく靴底も革素材であるものが多いです。
そのため靴底にも水分を含んでいるので、壁に立てかけるなどして少しでも早く水分を逃がすようにしましょう。
また、革靴を干す際は直射日光は避け、風通しの良い日陰に置きましょう。
これは革に必要以上の熱が加えられると、収縮や型崩れの原因になるためです。
もちろん、ドライヤーも厳禁です。
革靴の水分は1日ではなかなか乾燥しないので、可能であれば1週間程度しっかり乾かしておくのがよいそうです。
そのためローテーションで使えるように何足か持っていた方が便利ですね。
雨に濡れた革靴にシミができてしまったら?
革靴って濡れるとシミになるイメージがありませんか?
なぜシミになるのかというと、一度濡れて乾いた部分と濡れなかった部分がムラになってしまうんですね。
雨などの場合、水はねで濡れ方に差が起こってしまうことが原因です。
雨染みには水洗いで対応できます。
全体を均一に濡らして均一に乾かせば、雨染みは消えてしまうのです。
ということで、水をしっかり含ませたタオル(絞らない雑巾)で靴全体を均一に濡らしましょう。
このとき、しっかり濡らすことが大切です。
目安は、革をぎゅっと押すと水がじわっと出てくるくらい。
綺麗に濡らせたら、上記の乾かし方に沿って乾かしましょう。
※雨染み以外のシミ(オイル、インク、コーヒーなど)についてはケア方法が異なるので注意!
ちなみに、ビジネスシューズっぽいレインブーツってないのかなって思って調べてみたんですど…。
あった。笑
なんか普通にそれっぽい!!!
雨をものともせず、このレインブーツを履いて颯爽と歩いているオジさまがいたら、お気に入りの革靴を必死に守ろうとしてヒョコヒョコ歩いているヤツよりよっぽど素敵じゃないですかっ!
梅雨時期は思い切ってレインブーツで通勤っていう選択肢もどうでしょう?
雨に濡れた革靴を痛ませないお手入れ方法とは
革靴は雨に濡れると革に含まれる油分も出ていってしまうため、乾いた後は必ず栄養補給をする必要があります。
栄養補給とは、クリームを塗布すること。
革専用のクリームがあるので、塗り込むことで栄養を与えましょう。
こういうやつですね。
革という素材はシワになった部分からひび割れていきます。
いずれシワが完全に切れてしまい、その時がその革靴の寿命です。
ですがちゃんとしたケアを行えば、革がひび割れにくくなり、シワが切れにくくなります。
少しでも良い状態のまま長く履けるように、きちんとケアしていきましょう。
お手入れは、シューキーパーを入れた状態でするのが理想です。
シューキーパーによって革のシワが伸び、クリームが満遍なく塗れるようになるからです。
まず、ブラシで表面のホコリを落とします。
次に、ハギレなどの布で少量ずつクリームを塗り込んでいきます。
この時の布は表面が平らできめ細かいものの方が良いです。
タオルだと凹凸がありクリームのスジができてしまうので避けましょう。
全体にクリームを塗り終えたら、ストッキングなどの柔らかい布で乾拭きをして仕上げます。
こうやって外からでも栄養補給をしてあげることで、革は生き生きと輝きを取り戻します。
まとめ
うちの旦那はマスコミ系なので出社は基本的に私服ですが、年に一度の謝恩会の時だけはスーツ出社になってます。
でも日常的にスーツを着ないために、革靴もしまったままで、ギリギリになって「出しといてっ!」なんてことになるんですね。
以前、謝恩会の2日前になってようやく革靴を出したら、カビがふんわり…。なんてことがありました。泣
急いで買いにいったのを覚えています。
みなさんはそんなことにならないように、ほんのひと手間のお手入れを心がけて、お気に入りの革靴を長持ちさせましょう。