こんにちは、ひなたです。
お仕事や幼稚園、学校によっては、夏でもお弁当が必要なことがありますよね。
私が高校生だった時、通っていた高校に売店すらなく、お弁当が必須だったので、梅雨でも夏でもお弁当を持って行っていました。
そしてそれを作る母の苦労といったら…。
今私が嫁となり、母となり、この苦労や悩みに直面しています。
夏だけ外食という選択肢もありますが、保育園や幼稚園や学校でどうしてもお弁当が必要な場合もあります。
ということで、梅雨時期でも安心、安全にお弁当ライフを送るための注意点やコツをお伝えします。
梅雨や夏のお弁当対策
お弁当を梅雨や夏に持っていく時に気を付けたいことは、何といっても食中毒ですね。
まずは、暖かい気温でお弁当が傷むのを防ぐための基本対策です。
手をよく洗う
冬よりしっかりと手を洗うことを心掛けましょう。爪の中や指の間を丁寧に洗うことが大切です。
新婚さんには悲しいお知らせですが、結婚指輪の裏は雑菌の巣窟だそうです。
できれば調理時には外すか、手を洗う時に指輪をずらしてしっかり殺菌しましょう。
お弁当箱は清潔に
毎日使うお弁当箱は、しっかり洗ってしっかり乾かすことが重要です。
蓋のパッキンは細菌が繁殖しやすいので、ちゃんと分解して洗いましょう。
お弁当を詰める前に、弁当箱の中をキッチンペーパーにお酢を含ませて拭いておくと殺菌作用があり効果的です。
なるべく素手で触らない
弁当箱の中に詰めるときは、素手ではなく綺麗なお箸で入れましょう。
またおにぎりはラップにご飯と具を乗せて、ラップのまま握るのがオススメ。そのままラップで包んで持っていけばいいので、衛生的です。
おかず同士をくっつけない
なかなか難しいですが、種類の違うおかずの間にバランを挟んだり、カップを利用したりしておかずがくっつかないように入れた方が良いです。
梅雨や夏のお弁当でも前日に作るための注意点
本当はお弁当は朝作った方が良いです。
作ってから食べるまでの時間はできるだけ短い方が、お弁当が傷む前に食べられますので。
でも忙しい日もあったり、作る数が多いと夜の方が楽だったりしますしね。
前提として、電子レンジがありお弁当を温めることができるのであれば前夜に作ったお弁当でも大丈夫。
ただし条件を守った場合に限り、です。
1.衛生管理はいつも以上に
上記にもありますが手洗いはもちろんですし、お弁当箱もしっかり殺菌することが大切です。
食材に触れるもの全てを綺麗にしておくことが大事なので、調理器具にも気を使いましょう。
2.完全に冷まして冷蔵庫で保存
お弁当ができたら短時間で冷まし、完全に冷めてから蓋をして冷蔵庫で保存します。
お弁当が温かいうちに蓋をすると、蓋の内側に水滴が付きます。水分は菌が繁殖する原因になります。
扇風機やうちわであおぐと、それだけでも早く冷めるのでオススメです。もしくは作ったおかずを先に冷ましてから弁当箱に詰めるというのもアリです。
3.朝は温めない
冷えたお弁当をそのまま持っていくので、朝の温めなおしは必要ありません。
4.保冷バッグと保冷材は必須
お弁当を食べる時まで、冷たいまま置いておける工夫をしましょう。
そのため保冷バッグに保冷材を入れて持っていくのが安心です。会社など冷蔵庫がある場合は冷蔵庫に入れておきましょう。
冷蔵庫が無い場合は、日光が当たる場所に置かないのはもちろん、保冷剤を複数使って、保冷バッグの中の温度を保つようにしましょう。
10度以下が菌の繁殖速度が遅くなるので理想です。
電子レンジで温めるのは食べる前。温めたものはお昼のうちに食べきってください。
残ったものを夕方食べるなんてことはしないように!!
5.食材や作り方も工夫する
冬場よりも、腐りにくい食材や腐りにくい調理法を心掛けましょう。
梅雨や夏のお弁当に不向きのおかずもあります。
梅雨や夏のお弁当にNGおかず
梅雨や夏のお弁当には使わない方が良いおかずがあります。
どうしても食べたいなら、朝か夜に食べてくださいね。
生もの
生野菜、生の果物は避けた方が無難です。水気も出てくるので菌の繁殖の原因につながります。
汁気のあるおかず
水分が多いと傷みやすいためです。肉じゃがなど煮物系は、味付けを少し濃い目にして、汁気をよく切ってから詰めましょう。
もしくは片栗粉でとろみをつけるなどして汁を無くすのもいいでしょう。
マヨネーズ
和え物にはマヨネーズを使わないようにしましょう。マヨネーズそのものが傷みやすいです。タルタルソースも同様です。
ごはんに味付けはしない
具や調味料で味付けをしたご飯は腐りやすく、避けた方が無難です。
チャーハンなど、具材に卵を使っているものは、暖かい季節はやめましょう。
練り物
今はかわいいキャラクターのかまぼことかありますよね。楽チンなのでそのまま入れる事が多いと思いますが、練り製品は食中毒の原因になりやすい食品です。
どうしても入れたい場合はしっかり火を通してからにしましょう。
芋、根菜
でんぷんを多く含む芋類、根菜類も傷みやすい食材です。特にじゃがいもは水分の含有量も多く、細菌が繁殖しやすいので避けたほうが良いです。
まとめ
梅雨や夏は、いつも以上に衛生管理をしっかりとする事がなにより重要です。
せっかく作ったお弁当、家族には美味しく食べてもらいたいですよね。
ちゃんと気をつけて作れば、必要以上に怖がらなくても大丈夫。梅雨や夏でも楽しいお弁当ライフを送りましょう!