こんにちは、ひなたです。
つわりの中でもかなりシンドイよだれつわり。
よだれが出続ける恐ろしさはこの「よだれつわり」を経験した人にしかわかりません。
ただこのつわり自体がそうですが、なる人とならない人がいるんですよね、不思議なことに。
妊娠中に旅行に行ったりしてハッピーマタニティライフを謳歌している人もいれば、妊娠中に寝込んで死にそうになっている人もいる…。
そして止まらないよだれで夜も眠れないほどになり憔悴している人も…。
そもそもよだれつわりって、つわりの中でもマイナーなものとされているけれど、なんでなる人とならない人がいるんでしょうか。
よだれつわりの原因って?
なりやすい人となりにくい人の違いはあるの?
ということで、よだれつわりの原因について解説していきたいと思います。
よだれつわりに原因はあるの?
本当に辛く苦しいよだれつわり。
何でこんなツワリがあるの?
なんで自分はよだれつわりになるの?
このよだれつわりですが、なぜ起こるのかという詳しいメカニズムは分かっていません。
ですが3つの仮説があります。
プロゲステロンの増加
妊娠をするとホルモンの分泌量が変化します。
特に黄体ホルモンの「プロゲステロン」というものの分泌量が一気に増えるんですね。
プロゲステロンには平滑筋弛緩作用があり、それによって消化管の運動が低下するんです。
要するに消化機能を下げる働きということですね。
妊婦に「胸焼け」の症状が多いのはそのためです。
この消化機能が低下することにより、消化機能を上げる(戻す)ために唾液の分泌が増えてしまうのではないか、という説があります。
副腎皮質ホルモンの増加、セロトニン不足
一般的な唾液過多症というのは、副腎皮質ホルモンの増加が原因とされています。
副腎皮質ホルモンは別名ストレスホルモンとも呼ばれているもの。
このホルモンが増加することによって唾液の異常分泌がおきてしまうんですね。
ストレスホルモンはセロトニンが減少することで増加します。
そのため、セロトニンが不足しているという説もあります。
ビタミンB6の不足
上記のセロトニンとは、心の安定を図る神経伝達物質のことです。
うつ病が世間的に有名になった時からよく耳にするようになりました。
セロトニンが不足すると、精神が不安定になったり気分が落ち込んだり、マイナスな感情になりやすくなります。
そしてセロトニンはトリプトファンという必須アミノ酸から作られるんですが、これがまたビタミンB6と一緒に摂らないと合成されません。
そのため、セロトニンを作り出すビタミンB6が不足しているから、という説もあります。
よだれつわりを引き起こす「水毒」状態って何?
東洋医学ではつわりの原因のひとつに「水毒(水分代謝の悪化)」を挙げています。
消化機能が低下することで水分の代謝が悪化すると、体内にドロドロしたものが貯まってしまうそう。
この状態を水毒といい、体内からドロドロしたものを排出して、きれいな体質にしようとしている体の働きがよだれつわりなんだとか。
にしてもなぜそれをよだれで排出しようとするかな!?
排毒ルートは大きく分けて4つあると考えられていて、
発汗による排出
嘔吐による排出
大便による排出
尿による排出
となります。
よだれつわりはこの「嘔吐による排出」になってしまっているんでしょう。
鍼灸院などで治療が受けられるのですが、妊婦が治療できる場所は限られています。
つわりで通うのも大変ではありますが、どうしてもという場合は探してみるのも手です。
よだれつわりになりやすい人となりにくい人
よだれつわりは、つわりの中でもマイナーな部類です。
吐きつわりや食べつわりはよく聞きますが、よだれつわりとなると産婦人科医でもよくわからないということもあります。
現に私も3回妊娠していますが、3回ともよだれつわりになりました。
一度目の妊娠はもう10年も前なので、その頃はよだれつわりの情報も非常に少なくて、産婦人科の先生にも「なにそれ?」「気のせいじゃない?」とまで言われ…
生殺しだ…
とまで思ってましたからね。。
このよだれつわり、実はなりやすいタイプとなりにくいタイプがあるみたいなんです。
胃腸が弱い
もともと胃腸の働きが弱い人。
消化吸収の機能が悪いと体内の代謝が悪くなります。
それが上記の「水毒状態」につながるんですね。
これはもう体質ですよね。
私も胃が弱いです。
ストレスを溜めやすい
ストレスを感じると体の冷えをもたらします。
体の冷えは代謝を悪くさせ、自律神経の機能低下にもつながります。
こういった体内の機能低下が水毒状態を引き起こします。
…というかよだれつわりがストレスなんじゃ!
よだれつわりがなければストレスなんか感じないんじゃ!
って感じでしたけどね私はw
そんな私のよだれつわりも終わりを迎えたお話はこちら。
まとめ
よだれつわりの原因やなりやすい人の特徴などについてお伝えしました。
もちろんよだれつわりなんてならないのが一番ですが、なってしまったらもうどうしようもないです。
なんとか自分が少しでも楽に過ごせるように、工夫してやっていくしかないです。
効果のある方法は人それぞれだと思うので、体調を見ながら色々試してみてほしいと思います。
よだれつわりに飴ってどうなの?