こんにちは、ひなたです。
切迫早産入院中、本当に本当につらかったこと。
それは、点滴。
24時間、ずーっとポタポタ薬を入れられ、副作用に悶え苦しみ、刺されているところの激痛に悶え苦しみ…
この点滴の苦しさ、痛さはやった人にしかわからないです。
私も色んな方法を調べては試して、調べては試して…。
なんとか乗り越えました。
私のこの経験が少しでも役に立てばと思うので、どうやって対処していたか、痛みを和らげるコツをまとめました。
切迫早産で入院中の点滴と戦っているみなさんの参考になればと思います。
切迫早産の点滴は他のものより痛いらしい
切迫早産での点滴に使われる薬は、ウテメリン、リトドリン、ルテオニン、マグセントあたりですね。
これらのお薬は子宮の収縮を抑える効果があるとして、切迫早産の人へ投与されます。
この薬剤なのですが、投与する際は「ブドウ糖」と混合させます。
私も初めて点滴をされたときは、私にはブドウ糖を点滴するのか?と思ってました。
そしたら、ちゃんと中にお薬が混ざってますよ~と言われましたw
副作用がつらい
このウテメリンやルテオニンなんて薬は、切迫妊婦にとっては超有名な話で、副作用がなかなかキツイんです。
動悸、手の震え、しびれ、吐き気などなど…
これらの副作用は内服でも十分起こります。
なのに、点滴で入れられたら…!!
そりゃーもうすごいですよ。
手足ガクガク、寝ていても心臓バクバク、はあはあ息切れ状態。
点滴がとにかく痛い
しかも、点滴が痛い!
刺されている腕と、その辺りの血管が、とにかく痛い。
ひどいと、眠れません。悶え苦しみます。
どうやら切迫早産で使われる点滴は、特に痛みが出るらしいんです。
点滴で使われる製剤の浸透圧が高い(輸液の濃度が濃い)と、静脈炎、ようするに血管痛の原因となるそうです。
切迫早産に使われる点滴は、この浸透圧が高い(つまり濃い)ものが多く、痛みが出やすいということなんですね。
私も例外なく、初日から痛くて、そこまでひどくはなかったものの赤く腫れ上がりました。
まずは左手に刺したので、もし右手に差し替えても痛かったら…利き手が使えなくなる挙句、また針を刺す痛みにも耐えなければいけない!
そう思うと差し替えが怖くて、痛みで眠れない夜もありましたがずーっと耐えてました。。
一度我慢できずにナースコールをして相談して、じゃあ差し替えよっか!と言われたのですが、差し替えの恐怖を拭うことができず、もう少し我慢します…と。。
だってまだまだ点滴生活が続くし、できるなら何度もブスブスと針を刺されたくない…。泣
そのまま一週間我慢して、感染症予防のために右手に差し替えをしました。
結果、やっぱり右手が痛い。
利き手は基本使えない…。
食事もスロー、着替えもスロー、しかも利き手が使えないとなるとより一層やる気が起きず寝込むことも増えました。
切迫早産点滴で血管痛がひどい時の対処法
それでも点滴とともに暮らしていかねばならない!
少しでも痛くない方が自分としてもすごしやすい。
なんとかせねばー!
ということで、私もこの点滴生活で色々試してみました。
この対策やちょっとしたコツの中に、あなたにも合う痛み軽減の方法があれば嬉しいです。
痛い部分の血管を温める
痛みを感じる血管のあたりを、ホッカイロなどで温めます。
そうすると縮んだ血管が広がり、点滴の針先が血管内の壁に当たるのを防ぐことができるので、痛みが和らぐことが多いです。
半信半疑でしたが、私は結構これが効いたのでやっていました。
点滴が刺さっている腕を心臓より上に
そもそも、点滴を刺している方の腕を下に下げることができませんでした…痛すぎて…。
なので、いっつも心臓あたりに腕を上げて生活していました。
そうしている方が痛みが落ち着くことが多かったです。
結局刺している方の腕はほぼ使えない状態でした。。
楽な角度を見つけて、寝る
どうしても何をしてもどの向きになっても痛い!
ということもありましたが、それでもなんとか体勢を変え向きを変え…
痛みのない姿勢、角度を探しました。
寝て、点滴の腕を下にした方が楽な時もあれば、上にした方が楽な時もありました。
薬剤の種類を変えてもらう
看護師さんに痛みを相談した時に、薬剤に対しての反応が人それぞれで、痛みが強く出る場合があると言われました。
相談して可能であれば、同じ効果のある別のお薬に変えてもらってみてはいかがでしょう。
私は、結局刺し替えで様子を見るということで、この対処法には至りませんでした。
点滴を刺し替える
もはやどうにもならない時、漏れてしまった、腫れてしまった、なども刺し替えになります。
基本的には左右交互にして、抜いた方の血管はしばらく休ませます。
この刺し替えで現状より良くなるか、悪くなるか(言い方悪いけど…)は、正直な所刺し替えてみないとわかりません。。
私は刺し替えによって今以上に痛くなったら嫌だ…
しかもまた針を刺す痛みを感じなければいけないのも嫌だ…
と怯えて、最初に刺した左手が初日から6日間ずっと痛かったのですが我慢してました。
結果、その後右手に刺し替えましたが…
やっぱ痛いww
だから早々に刺し替えなくてよかったかな…と今だから思ってますが。
刺し替えを快く引き受けてくれる看護師さんを選ぶ
刺し替える時は、できるだけ点滴に自信のある方にやってもらいたいですよね。
私が本当にこれは無理だ、腕を切り落としたい…と思うくらいに痛すぎて、夜中にナースコールをした時に来てくれた看護師さんは、「我慢もストレスだから今すぐ刺し替えよっか!」と言ってくださいました。
でも急すぎて、確かにすごい痛いけど、やっぱ針をまた刺されるのは心の準備がっ…。
と怖気づいて、我慢します…と言ってしまったんです。
その後、何人かの看護師さんにも、点滴を変える時とかNSTの時とかに痛みを訴えましたが、刺し替えをすぐに提案してくれる人もいれば、痛みを軽減する方法を教えてくれる人など、様々。
となると、多分刺し替えをすぐに提案してくる人は、点滴に慣れているんじゃないかな、と私は思うわけです。
自信があるから言える、っていうね。
なので、私も次の刺し替えでは、夜中に呼び出した看護師さんにやってもらおうと思っていて、会えたタイミングで刺し替えをお願いしました。
もちろん刺された時もさほど痛くなく、その日は特に痛みもなく、刺し替えてよかった~!って感じでしたが、結局2日目からは激痛もあったりで、諦めましたけどね。
まとめ
切迫早産の入院、点滴生活は本当につらいものがあります。
これも赤ちゃんのため、と思っても、やっぱり激痛が続くと前向きな気持ちも薄れてきてしまうもの。
でも切迫妊婦たちはみんな乗り越えてきました!
なので退院までの期間、なんとか工夫したり自分なりの痛み軽減のコツを見つけて、病院にも相談しながら乗り越えていきましょう。
そして元気な赤ちゃんを産んでくださいね!
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